2023-09-16
マンションを売るときに管理組合へ連絡するタイミングはいつでも良いわけではありません。
今回はどのタイミングで売却について連絡するのか、必要な提出書類について解説します。
組合役員任期中の売却についても解説しますので、売り出し検討の際にはぜひ参考にしてください。
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マンションの売却が決定したら管理組合を脱退する旨を、決済後すぐに連絡しましょう。
国土交通省が定めているマンション標準管理規約によると、組合員の資格はマンションを所有したら取得し、所有しなくなったら喪失します。
組合の資格を取得または喪失した場合には、すぐに書面で管理組合に届けなければいけないと記されています。
所有権が買主に移っているのに、組合員喪失連絡を怠るとトラブルにつながる可能性もあるため、必ず届け出を出しましょう。
脱退するには書面でのやり取りが必要なため、事前に売る予定を組合に伝えて準備をしておくとスムーズに手続きが行えます。
書面は決済日に提出しますので、提出し忘れないように気を付けてください。
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提出する書類は、組合員資格喪失届です。
組合員資格喪失届の入手方法は、買主が決まったら不動産会社から管理組合や管理会社に連絡してもらってくれます。
売主自身で取得するには、買主が決まったら自分で管理組合や管理会社に連絡して、書類をもらいましょう。
事前にやり取りや流れについて把握したい場合には、事前に売る予定であるのを組合に伝えて流れを確認しておくとあとで慌てないですむでしょう。
組合員資格喪失届は、一般的には不動産会社を経由して管理組合や管理会社に渡されます。
売主自身で喪失届を手に入れた場合には、管理会社や組合の理事長あてに直接提出する場合もありますが、提出先は書類取得時に確認しておきましょう。
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組合役員の任期中でもマンション売却はできます。
一般的には持ち回りで理事長や副理事長などを担当するため、長く住んでいると売る予定の時期に担当する可能性もあるでしょう。
役員が抜けた場合は、総会などが開かれ後任を決定をするケースがあります。
他には買主が担当すると定められている場合もあるため、管理規約の確認をおこないましょう。
任期中の変更は、なかなか他の担当者に話せずにいたり肩身の狭い思いをする可能性もあるかもしれません。
しかし役員によっては重要な仕事を任されている場合もあるため、後任を決めるためにも買主が決まったら早めに伝えましょう。
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マンションを売却する際には、売却相手が決まったら管理組合に伝えましょう。
組合員資格喪失届を提出する必要があるため、不動産会社経由か自身で書類を取り寄せ決済直後に提出してください。
組合役員を担当していても売却は可能で、後任選定については管理規約を確認してください。
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